痛風の患者さんは、プリン体の摂取を制限することが重要です。プリン体は、体内で尿酸に変換されて、尿酸値の上昇につながります。尿酸値が高くなりすぎると、痛風発作を引き起こす可能性があります。

厚生労働省の「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」では、1日あたりのプリン体摂取量を400mg以下に抑えることが推奨されています。そのため、痛風の患者さんは、1食あたりの肉の量を100g以内に抑えるのが目安です。

ただし、肉の部位によってプリン体の含有量は異なります。プリン体の含有量が少ない部位を選ぶことも大切です。プリン体の少ない肉の部位としては、以下が挙げられます。

牛肉:バラ肉、肩ロース、ヒレ肉
豚肉:バラ肉、ロース肉、ヒレ肉
鶏肉:もも肉、むね肉

また、痛風の患者さんは、プリン体の多い食品を併せて摂取するのも避けましょう。プリン体の多い食品としては、以下が挙げられます。

レバー、白子、魚介類(エビ、カツオ、イワシなど)
ビール、発泡酒、ワイン、日本酒など

痛風の食事療法は、専門医と相談しながら行うことが大切です。

ヤクルト由来の乳酸菌「L92」を毎日飲む!

乳酸菌は体内のプリン体を摂取し、尿酸値を低くするという稀な食品です。
毎日の習慣として乳酸菌を摂取することをおすすめします。